 |
簿記の名人 〜無料入門講座〜 | |||||||||||||||
|
||||||||||||||||
| メニュー
|
・HOME > 講座2 > 立替金・預り金及び仮受金・仮払金 | |||||||||||||||
立替金・預り金及び仮受金・仮払金 ★立替金とは（勘定科目でいう立替金とは） 取引先や従業員に対して、一時的にお金を立て替えたと時に生じ る債権をいいます。 一時的とは、例えば、契約を締結していない場合をいいます。 契約を締結した場合は、一時的ではないので、貸付金となります。 ★預り金とは（勘定科目でいう預り金とは） 取引先や従業員から、一時的にお金を預かった時に生じる債務を いいます。 一時的とは、例えば、契約を締結していない場合をいいます。 契約を締結した場合は、一時的ではないので、借入金となります。 ★仮受金（勘定科目でいう仮受金とは） 現金や当座預金などを受け取ったにもかかわらず、金額や科目が受 け取った時点では不明であり、一時的に取り扱う科目です。 ★仮払金（勘定科目でいう仮払金とは）） 現金や当座預金などを支払ったにもかかわらず、金額や科目が支払 った時点では不明であり、一時的に取り扱う科目です。 では、具体的に取引と仕訳を説明します。 １ Ａ商店は、従業員の依頼により、パソコンの購入代金100,000円を 立替払いした。 ２ 従業員は、上記パソコンの代金を現金で返済した。 ３ Ａ商店は従業員の給料250,000円の支払いに際し、所得税及び市民 税20,000円を差し引き、現金で支払った。 ４ Ａ商店は、従業員に出張旅費の概算として、現金10,000円を前渡した。 ５ Ａ商店の普通預金に入金50,000円があったが、内容は不明だった。 【仕訳】 １ Ａ商店 （借方）立替金 100,000 ／ （貸方）現金 100,000 ２ Ａ商店 （借方）現金 100,000 ／ （貸方）立替金 100,000 ３ Ａ商店 （借方）給料 250,000 ／ （貸方）現金 230,000 預り金 20,000 ４ Ａ商店 （借方）仮払金 10,000 ／ （貸方）現金 10,000 ５ Ａ商店 （借方）当座預金 50,000 ／ （貸方）仮受金 50,000 |
||||||||||||||||