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                      問題1-12

  次の取引について、仕訳をしてください。

    (問題1)
      
      社員の出張旅費40,000円を概算払いとして現金で支払った。
     

    (問題2)

      社員が出張から戻り、概算払いしていた40,000円の清算を行った。
     旅費が25,000円、通信費が5,000円だった。
      残高は、現金で受け取った。

    
    (問題3)
        
      当座預金口座に入金が40,000円あったが、詳細が不明だった。


    (問題4)
      
      上記、問題3の金額は、売掛金の回収金額であることが判明した。


    (問題5)
     
      以前に、内容不明の入金額3,000円を仮受金に計上していたが、期
     末になっても内容が判明しなかった。
      よって、本日、雑収入に振り替えた。      


 ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    
   解答

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

    
    (問題1)

     (借方)仮払金 40,000   / (貸方)現金 40,000
     
      ※ワンポイント
      (借方)資産の増加    / (貸方)資産の減少
       
     
    (問題2)

     (借方)旅費   25,000   / (貸方)仮払金 40,000
         通信費  5,000
          現金   10,000   

      ※ワンポイント
      (借方) 費用の発生   / (貸方)資産の減少
            資産の増加
                
         
    (問題3)
   
     (借方)当座預金 40,000 / (貸方)仮受金 40,000
         
      ※ワンポイント
      (借方)資産の増加     / (貸方)負債の増加
         
                  
    (問題4)
            
     (借方)仮受金 40,000   / (貸方)売掛金 40,000

      ※ワンポイント
       (借方)負債の減少    / (貸方)資産の減少


    (問題5)

     (借方)仮受金  3,000   / (貸方)雑収入 3,000

      ※ワンポイント
       (借方)負債の減少    / (貸方)収益の発生        
          
    
   ☆今日のポイント
    仮払金とは、現金や当座預金などを支払ったにもかかわらず、金額
   や科目が支払った時点では不明であり、一時的に取り扱う科目です。
 
    仮受金とは、現金や当座預金などを受け取ったにもかかわらず、金
   額や科目が受け取った時点では不明であり、一時的に取り扱う科目で
   す。  
   





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